学習習慣の継続
今日は学習習慣の継続について記載します。試験が終わり心の余裕や安心感があるかと思います。今月は勉強を忘れてゆっくり過ごしたいと思いますが「再現答案」「受験校の模範解答の収集」「再現答案と模範解答の比較検証」「一次本試験でミスした箇所の確認」など勉強時間は減らしても少しずつ診断士試験の勉強をして学習習慣を維持してきましょう。
今までの経験上、勉強を一度停止して再開させるとなかなか学習意欲が高まりませんでした。特に2次試験が2年連続して不合格になり、再度1次試験から学習することが決まった後から勉強を再開させるのに苦労しました。当時は12月中旬に2次試験の判定がありましたので、年末・年始の休日を利用して1次試験の勉強を開始しました。まとまった休みがないと勉強は開始できませんでした。
今年の2次試験の合格発表は1月12日になります。1次試験は8月上旬を想定すると1月末から開始しても学習期間は以前より短いです。また2次試験の学習経験を活かして1次試験、2次試験を並行学習をすることも有効だと思います。
1月まで二ヶ月間の間に何を行うのか、ラフな計画を立てて少しづつ勉強をしていきましょう。
私は2次試験対策として1次試験を毎年受験することで2次試験の権利を得てきました。2次試験の受験権利があると精神的に落ち着くため、あえて1次試験を受けてきました。「今年失敗するとまた1次試験からやり直し」といったプレッシャーをかけるのも大事だと思いますが、人それぞれだと思います。
2次試験合格発表後から勉強を開始すると、今までの生活をまた変えることになります。一度学習の習慣が途切れた後で再開するのは、予想以上に大変でした。そのため、少しづつでも勉強を続け、学習再開は2次試験の合格発表があったその日から開始できるようにしてきました。合格発表までの間、口述試験対策、1次・2次試験対策など、この時期に学習計画を時間をかけて作成しても良いかもしれません。
ご参考までに私の1次試験と2次試験の並行学習について記載します。
3、4月までは2次試験の勉強を重きを置きGWは1次試験の模擬試験を2社受験して420点は最低取れることを目標としました。また模試を受けるまでに直近5年分の過去問とミスした周辺箇所の論点について復習をしました。12月までに一度本試験を復習しているので理解が早かったです。そして5月から7月に向けて1次試験の学習量を徐々に増やして行きました。この辺のバランスは難しいですが、受験校の模擬試験の結果を上手く利用して計画していきました。なお7月に最終全国模試がありますので、5月と7月に模試を受験することをお勧めします。5月で受けた結果から不得科目・箇所を再確認して7月に向けて調整するイメージです。
私の場合、あくまでも2次試験の学習に重きを置きました。事例問題で問われている論点について1次試験のテキストで確認したりしてきました。毎年7科目受験するのは大変だと思うかもしれませんが、年々1次試験の学習時間は減少していることに気がつきました。8割、9割を目指すのは大変ですが6割5分もしくは合格点より少し上を目標(430点から440点)にして学習を進めれば無理せず勉強できると思います。ここで注意点として私は7科目の各科目で6割を超えるようにしました。苦手科目を他の科目で補うと難易度によって共倒れする危険があったからです。
この時期は毎日少しでも学習を進め2次試験の合格発表に向けて学習計画を考えても良いかもしれません。目標は診断士になり診断士として活躍することになりますので、一緒に頑張っていきましょう。私も来年受験する2つの国家試験に向けて頑張っていきます。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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