第1次試験に向けて(ケアレスミス対策)
今日も暑い1日ですね。7月最後になりました。あと1週間です。本試験でのケアレスミス対策について、私のやり方を紹介します。これが正解か分かりませんが、私にとって効果がありましたので、ご参考までに記載させていただきます。1次試験は経済・財務会計・経営法務・情報システムは25問であり、1問あたり4点の配点です。平均点も420点前後です。1問のミスで合否に影響を与えますので、確実に解ける問題は正解し、得点を積み上げる必要があります。私がミスをした内容を紹介します。
- 財務会計の計算ミス
- 設問で「誤り」の選択で「正しい」を選択
- 試験中は解答が解らず、実は解けた問題
以上が主なミスになります。以下、内容と対策を説明します。
1.財務会計の計算ミス
これは経営分析で流動比率、当座比率、負債比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率など、設問で求める指標を誤って計算したミスになります。選択肢の引っ掛けがあり、ついつい正解だと思っていた数値もあり、ミスと気がつかないことがありました。特に固定比率と固定長期適合率はよく間違えました。対策としては、数値を用いて計算する前に、公式を書きました。固定比率=固定資産/自己資本と書いてから数値を書きました。これはCVPやNPVでも同じように一度公式を書いてから数値を書くようにしました。これにより後で検算するときに効果を発揮しました。
2.設問で「誤り」の選択で「正しい」を選択
これは致命的なミスになります。企業経営理論と経営法務でミスをしました。企業経営理論では選択肢の意味がわからず、選択肢間で比較しているうちに正解を選んでしまう現象がありました。また、経営法務については設問文をよく読まず、見落としてしまいました。対策としては、設問文に「誤り」があれば鉛筆で丸で囲み(濃く)、注意喚起を図るとともに選択した際に再度照合しました。
3.試験中は解答が解らず、実は解けた問題
試験会場では難問と思われた問題でしたが、冷静に考えると解けた問題がありました。特に企業経営理論の戦略論、組織論にありました。企業経営理論は午後の眠くなる時間帯の試験になります。文章量も多く、難解な言い回しで理解が追いつかないことがあり、不確実な判断のもと選択肢を選んでしまいました。対策としては、試験開始後に戦略論、組織論、労働関連法規、マーケティングの問題箇所がわかるようにページの下に斜線「/」をひいて、各パートが変わる箇所を分かるようにしました。そして、各パート内で解ける問題から手をつけました。1問目から解くのではなく、例えば戦略論15問出題のうち、3問確実に分かればその3問だけ解きます。次に組織論16問のうち、5問解けそうであれば5問だけ解きます。同じように労働関連法規、マーケティングも同じように確実に解ける問題だけ解きました。1巡が終わりましたら、2巡目に組織論に戻り、未着手の問題の中で解けそうな問題を探し、数問解いて次の組織論のパートを解きます。これを4、5巡繰り返します。一見、無駄のように思えますが、正解か判断が難しい問題を悩んで解答を選択するよりは、解ける問題を早く見つけて先に解いておいた方が頭の疲労によるミスが減ると思います。また何回も問題を見ることで、ふと解答への閃きが出ることがありました。この方法は企業経営理論に関わらず、他の科目でも同じように取り組みました。なお、マークシートへのマーキングは最後にやりました。私の場合、マークしてから次の問題を解くと集中力が低下するので「問題を解く」「マークをする」「解答を再確認する」の作業を分離させました。
ケアレスミスは完全に無くすことは難しいと思いますが、少しでもご参考になれば幸いです。体調に気をつけて最後まで頑張ってください。お読みいただきありがとうございます。
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