勉強への集中力
今回は学習への集中力について記載します。過去のブログで目的意識を持って学習し、自分の気がつかなかった点や反省点をまとめ・分析し次回の学習に活かすことを何度か紹介させていただきました。実際に私もこのようなやり方で診断士の試験のほか、各種の試験にも対応してきました。診断士の先生方に、2次試験について合格の秘訣を話を伺ったところ、一貫して学習に対してかなりの熱量があったことがわかりました。とにかく、合格するために力を一点集中して、乗り越えている感じでした。また、勉強にこだわり(自分の信念)も持ち合わせていました。
診断士の2次試験はかなり狭き問題です。特に20から30代の若い方の合格率が高く、40、50代になる従い、合格率が低下ていることがわかります。一概に20から30代が集中力が高く、40代以降が低いとは言い切れませんが、若い世代の方がこの試験には有利です。年齢とともに実務経験が高まり、与件文と設問文の解釈に偏見が入り、出題者の考えとズレた回答をしてしまうことも要因にあるかもしれません。
私も2次試験を集中して学習してきたつもりでしたが、もしかしたら他の受験生に比べて、効果は低い学習だったかもしれません。不合格が続いた時は、学習時間(学習量)を重きに置いていましましたが、昨年は必ず目的意識を持ち、キッチンタイマーを使って時間管理をしながら学習をしてきました。
正式な解答がない2次試験に対して、どうすれば合格するのか悩むところですが、私が昨年実施した「今年で合格を決める」などの目標を壁に貼るなど、意識と集中力を高めることも効果があるかもしれません。9月も中旬になり勉強も大変だと思いますが、10月30日に向けて最後まで頑張りましょう。
令和3年度 | 申込者数 | 合格者数 | 合格率 |
20歳未満 | 15 | 2 | 13.3% |
20〜29 | 1,112 | 283 | 25.4% |
30〜39 | 2,756 | 687 | 24.9% |
40〜49 | 2,708 | 416 | 15.4% |
50〜59 | 1,983 | 193 | 9.7% |
60〜69 | 579 | 19 | 3.3% |
70歳以上 | 37 | 0 | 0% |
令和2年度 | 申込者数 | 合格者数 | 合格率 |
20歳未満 | 11 | 1 | 9.1% |
20〜29 | 824 | 218 | 26.5% |
30〜39 | 2,127 | 501 | 23.6% |
40〜49 | 2,109 | 296 | 14.0% |
50〜59 | 1,519 | 143 | 9.4% |
60〜69 | 451 | 13 | 2.7% |
70歳以上 | 41 | 2 | 1.4% |
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