毎日の振り返り
2次試験まで6週間になりました。これからは最終調整に向けて頑張りましょう。10月30日に実力を最大限発揮できるように体調管理にも気をつけて日々の学習をしていきましょう。新たな学習教材には手を出さずに、今ままで学習で使ってきた教材・過去問を繰り返していきましょう。また公開模試や答練がありましたら、是非、本試験の当日を意識して取り組んでみてください。そして本試験に向けて準備していきましょう。
先日、技能承継の取り組みについて講習がありましたのでご参考までに紹介します。高齢化した職人の技能承継として、従来は目で見て盗むやり方でしたが、デジタルツールを使い、自分の作業状態を録画し、熟練作業者の動きを録画したものと比較して、自分で気づきを得ながら改善していく方法の説明がありました。自分の作業を録画して比較なしに確認するよりは、熟練作業者の細かい作業状況を比較し、なぜそのような動きをしているのか、理由を考え、熟練作業者と話し合いがながら修正していく方法の方が、上達のスピードが速いとのことです。受け身にならず、自分で気づきを得ながら修正していくことで仕事のコツを早く掴み、上達するとのことです。
これを2次試験の解答プロセスで考えてみると、一つに模範解答の写経が挙げられます。写経をすることで、上級者(合格者)の解答の記載方法やなぜこの言葉(キーワード)が入っているのか、考えながら写経することで、与件文の活用方法や設問文の見落としなどの確認ができると思います。合格者レベルの解答が書けるためにも毎日写経をすることをおすすめします。ただ書けば良いのではなく、目的意識を持って写経していきましょう。
研修や講習を受けると必ず振り返りシートを書きます。何を学び、何に気づき、どう活用するのか、など受動時に受講しないと感想文だけになってしまいます。振り返りシートに書くことで何をやり、その結果どうなっているのか、明確にイメージできるためにも学習に取り入れた方が良いです。
あと6週間になり、時間がますます大事になります。ぜひ、毎日の振り返りシート(箇条書きでOK)を取り入れて、日々の学習に活かしていきましょう。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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