財務会計の継続
今回は財務会計について記載します。診断士の1次試験、2次試験の得点源には財務会計の力が必要になります。特に財務会計は勉強した分、成果が比較的得られやすい科目です。財務会計は少しでも良いので日々取り組むようにしていきましょう。
診断士の業務では財務諸表を分析することが必要不可欠です。キャッシュフロー計算書については、P/L、B/Sを基に自分で計算して求めたり、直接原価計算を用いて損益分岐点を求めることもあります。
財務会計を勉強することで確定申告の作業が楽になります。総勘定元帳、試算表など自分で作成し、年末の確定申告に向けて準備をしています。会計ソフトがあればかなり便利だと思いますが、最初は勉強を兼ねて全て手作業で行うようにしています。
資格の勉強ですが、テキスト・過去問だけだとモチベーションが下がることがあるかもしれません。その場合、実務を想定しながら行ったほうが定着率が高まると思います。損益分岐点売上高も自分を会社として捉え、給料所得を売上高、出費については一ヶ月の決まった出費である「保険料・家賃・通信費」などを固定費、それ以外を変動費などに分類して、家計簿の損益分岐点売上高、営業レバレッジなど求めてみても良いかと思います。固定費をどれくらい下げれば、損益分岐点売上高が下がるのかなどイメージが付きやすくなります。グラフに線を描いてみるとよりイメージが深まります。私が独立を決意した一つの理由として損益分岐点売上高(収入)を求め、「これくらい働けばなんとか生活できるだろう」と確信が得られたからです。診断士の勉強は今でも役立っています。
これからの社会は変化が激しくなることが予想されます。資格取得に向けて日々勉強していることは将来、別の形で効果を発揮するものと考えております。私も最後まで国家試験が取得できるように頑張ります。
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