1月までの過ごし方
2次試験が終了して約1ヶ月が経過しました。1年間の学習が終わり、普通の生活に戻っているかと思います。今週もしくは来週から少しずつで構いませんので、合格発表に向けて準備していきましょう。この時期は今年の本試験の復習に時間をかけた方が良いです。口頭試験については合格発表後でも間に合います。安全策として、再現答案の準備と受験校の口頭試験対策に参加(無料)することをお勧めします。12月、1月にホームページで案内が出るかと思いますので、日頃からチェックしておきましょう。
1次試験の復習
8月の問題を再度解き直して理解が不足した箇所を中心に勉強を進めましょう。そしてノートなどにまとめておき、いつでも確認できるようにしておきましょう。まだ時間は十分あります。12月末を目処にじっくり時間をかけて8割、9割は理解できるようにしておきましょう。中小企業経営(白書)についてはやらなくて良いと思います(私は白書については復習しませんでした)。解答については、大手受験校から無料のものを使いました。これは8月の試験後に申し込みをすると入手できます。今は購読していないのでわかりませんが、この時期の「月刊診断士」に解答解説が掲載していたと思います(間違っていたらすみません)。
2次試験の復習
受験校の模範解答と再現答案から解答の分析をします。与件文の活用箇所や理論、設問の解釈など自分の考えとのずれを解析していきます。また、各段落について要約、段落と段落の結びつき、SWOTなどわかる範囲で細かく分析していきます。4事例を合格発表前日ぐらいの時間をかけても良いと思います。また事例Ⅳは計算ができるまで何度も繰り返してマスターしておきましょう。
試験が終わってなかなか勉強を開始するのが難しと思いますが、焦らずじっくりと問題に向き合っていきましょう。私はつい焦ってしまい、次から次へと問題を高速で解答してしまう癖がありました。この時期しかできない忍耐をもった勉強が必要かと思い、問題数を減らし本年度を受験した問題だけやりました。結果、2次試験は合格したため、1次試験の勉強は意味がありませんでしたが、じっくり取り組むことを体験しました。今になってこれは役に立っています。不安や焦りがあると先へ先へと進んでしまい、結局何を学んだのか分からなくなりがちです。また、あまりにもじっくり学ぶと先が見えず、疲れ果ててしまいます。勉強のスピード感を体得するには、一定の時期が必要だと思います。そういう意味でこの2ヶ月間は勉強のスピード感を自分なりに調整する時期にしても良いかもしれません。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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