2次試験対策(意図的な学習とやり抜く力)
残り8週間になり、ラストスパートになってきたと思います。診断士に向けて多くの時間と労力を捧げてきたと思います。10月に向けて悔いのないように学習を継続していきましょう。今回は「意図的な学習」と「やり抜く力」の2つについて記載します。今回の内容は以前「目標達成の式」で紹介させていただきました「アンジェラ・ダックワース著のGRIT やり抜く力」を参考にしております。モチベーションを上げるにはとても良い本です。
①意図的な学習
本書では『「意図的な練習」をしなければ上達しない』と記載してありました。著者がジョギングを18歳から毎週続け、何万時間も走っても速くなることができず、教授に質問したシーンがあります。
教授:具体的なトレーニング目標はあるのか?
著者:健康のため、ジーンズを穿けるためです。
教授:どれくらいのペースで走りたいという目標はあるのか?距離でも良い。ランニングのスキル上達を目指して具体的な目標はあるのか?
著者:ないです。
教授:走っているときは、どんなことを考えているのか?
著者:ラジオを聴きながら走っていて、その日のやるべきこと、夕食のメニューなどです。
教授:では体系的な記録はつけてないんですね?(ペース、心拍数、全速力の回数など)
コーチもつけてないんですね?
著者:(不思議に思い、最後は笑う)
教授:わかりましたよ。あなたが上達しないのは、意図的な練習をしていないからです。
本書のように試験勉強も意図的な学習をしないと効果が得られないと思います。長時間学習すれば良いのではなく、意図的な勉強が必要です。写経ひとつやるにもただ書くのではなく、綺麗に速く書くのか、文章構造を理解するのか、など目的があるかと思います。日々の学習の履歴、達成度など記録してみるのも良いかもしれません。
②やり抜く力
書籍の後半にやり抜く力について4つの文がありましたので紹介します(試しに「やり抜く力」が強い=診断士合格する と置き換えて読んでみてください)。
「やり抜く力」が強い(診断士合格する)ということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力」が強い(診断士合格する)ということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力」が強い(診断士合格する)ということは、厳しい練習を毎日、何年も続けること。
「やり抜く力」が強い(診断士合格する)ということは、七回転んだら八回起き上がること。
診断士試験は難関な試験ですが、目標を定め今日より明日が成長すれば、いずれ目標を達成します。2次試験の学習を開始したときは、1次試験を合格した感動と共に新たな学習の興味があったと思います。毎日の勉強が惰性になり、興味が薄れた状況になりましたら、2次試験の学習を開始したときの新たな気持ちを思い出してみてください。その時は試験に合格したい情熱があったと思います。情熱を高めるためにも「絶対合格する!」と紙に書いて、いつでも見えるようにしましょう。残り8週間頑張りましょう!最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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