2次試験対策(時間管理)
今回は試験に取り組む際の時間管理について記載いたします。80分間の試験時間を有効活用するため、普段からどれくらい時間をかけて問題を解いているのか、再度確認しましょう。2次試験の問題用紙を渡されてから提出するまでの時間の中で、自分が行う解答プロセスと時間について紙に書き出し、検証してみましょう。私の時間管理についてご紹介します。
<タイムスケジュール>
試験経過時間(分) | 時間 (分) | 内容 |
1 | 1 | 答案用紙に受験番号を記入する。受験票の番号と照合する。 |
2 | 1 | 与件文の段落に番号を付ける。 |
10 | 8 | 問題冊子の最後から1枚目を破りメモ用紙を作る。 設問文を読み、設問文の問い掛け内容をメモ書きする。 (例)戦略、人事、組織、SWOT など |
40 | 30 | 与件文のSWOT分析をし、キーワードを右側の空白に書き出す。 |
60 | 20 | 設問文と与件文をリンクさせ、該当段落と解答骨子をメモ用紙に書き出す。 この際、与件文の重要ワード(経営者の考え、経営目標など)に注意する。 各設問間の関係性にも意識する。 |
78 | 18 | 解答用紙に一気に書き出す。15分‐500文字のペースを意識する。 |
80 | 2 | 誤字脱字の確認と修正をする。 残り10秒で再度、受験番号と受験票を照合する。 |
以上から私の基本的なタイムスケジュールになります。2次試験は「読み」⇒「考え」⇒「書き出す」の工程からなっています。設問ごとに「読み」「考え」「書き出し」をしてしまうと設問間の繋がりが希薄になり、一貫性が取れなくなります。与件文を読む前に設問文をしっかり意識しましょう。受験校よっては試験開始直後に設問文はあまり深く考えずに「与件文」⇒「設問文」を重視する教えもありました。ただ、私の場合は試験開始の最初の10分間は設問文の解析に時間を割いてたほうが解答の方向性が定まりました。自分に合ったやり方で調整していただいて構いません。それぞれのやり方があるかと思います。タイムスケジュールが出来ましたら1~2週間は続けてみてください。そしてどの工程に時間がかかるのか、短縮できるか確認しながら学習を進めていきましょう。2次試験まで時間は少なくなりましたが、まだまだ調整は可能です。8月から9月上旬までに自分に合った型を作り、試験当日まで追い込んでいきましょう。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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