診断士の勉強方法について
今回は診断士の勉強方法について私なりの解釈を記載します。診断士試験を市販の参考書と問題集を使った独学、受験校の活用、など色々あるかと思います。実際に診断士の先生方と会話から独学だけで合格した方がいます。
私は診断士の試験範囲が広いことや、スケジュール管理がうまくできないため、受験校を主体として勉強をしてきました。1次試験対策、2次試験対策、それぞれ異なっていますので、分けて記載します。
1次試験対策
1年目は大手受験校の通信講座(DVD)を利用して勉強しましたが、あまり実力が上がりませんでした。原因としてDVDを視聴することに集中してしまい、理解度を確認せずただ聞いているだけだったからです。その結果1次試験は失敗しました。2年目からは市販の教材と受験校の模擬試験を活用してアウトプットを中心に勉強をしていきました。「不明箇所はテキストに戻って確認する」⇄「問題を解く」を繰り返しました。アウトプットを意識することで1次試験は合格しました。受験校にはスマホで学習できるシステムがあるので活用してみても良いかもしれません。ゲーム感覚で学習できるので1次試験の学習スタイルは以前に比べてずいぶん変化したと思います。
2次試験対策
私は受験校を活用しました。問題の解き方、解答の書き方など全く理解できていなかったため、受験校の通信講座や通学講座を利用しました。2次試験対策の書籍も何冊か購入しましたがあまり利用しませんでした。しかし「意思決定会計講義ノート(イケカコ)」は何度も繰り返して勉強をしました。
2次試験対策は受験校によって学習スタイルや内容に特徴があります。「過去問を重視したり、新作問題を重視する」「グループでの学習形式や個人での学習形式」などなど。どの方法が2次試験対策として優れているのか今でもわかりませんが、私が受験校を選んだ基準を記載します(あくまでも私の個人的基準になります)。
・毎年の合格者が多く、HPに感想が記載していること
・模範解答と自分の再現答案が比較的類似していること
・解答プロセスの考え方に納得できること
・費用が比較的安いこと
・教材が多くなく、かつ少なくないこと
・質問ができること
・2次試験に特化した受験校であること
以上になります。情報を集め上記の中で一番自分に合っている受験校を選びました。1年間学習するにあたり、自分の中で納得したかったので妥協はしませんでした。注意点として受験校を変更すると受験校にあった学習スタイルや解法になるため、以前に習った受験校と考えや取り組み方が違い、修正するのに時間ががかりました。受験校を選ぶためにも今回の模範解答を入手し、また解説講座を視聴して自分が納得できる受験校を選んだ方が良いです。もしくは独学でやり切るなど、決めても良いかと思います。受験校は12月、1月から開始しますので、今からでも情報収集を開始してみても良いかもしれません。ご参考になれば幸いです。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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