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試験勉強について

試験勉強について

 今回は試験勉強の開始前もしくは試験勉強を開始してから行うことを記載します。特に診断士の1次試験のような7科目ある範囲が広い資格に対しての取り組みについて記載します。

 診断士の1次試験の学習で講師の先生には「全体をまずは確認してから勉強を開始する」「わからない箇所はあっても1回とにかく終わらせて先に進む」「完璧にマスターしない」などのアドバイスを受けました。確かに初めての学習には全体を把握することは大事だと思いました。

 試験全体を把握すること、どこまで理解を深掘りをするのか、など最初の段階で理解することは難しいと思います。そこで、私の方法についてご紹介します。

①試験全体を把握する方法
 試験の全ての科目(診断士であれば7科目)を1日1回、テキストを全部目を通します。ページ数はかなりになりますが、これを15分くらいかけて一気にページをめくっていきます。読むのではなく、スキャンするイメージです。すでに学習を開始している箇所もめくってスキャンしていくので、無意識に復習しています。もし、興味がある箇所がありましたら全科目スキャンした後で再度確認します。ただページをめくるのではなく、この科目のことについてどのようなことを書いてあるのか、興味を持ってめくっていきます。

②理解の深掘りについての確認
 過去問を何度も解いて論点や理解の深さを体験するようにします。過去問に問われていない箇所について、勉強を集中するよりは毎年必ず出題される箇所やその周辺を集中的に勉強します。余力があれば過去問で問われていない箇所を勉強をするようにします。新しい知識の補充としては受験校の問題や模擬試験など活用します。過去問の問題とテキストを往復して理解を深めていきます。

 科目が多いと一つずつ勉強をすると前の科目が忘れてしまいます。それを防ぐためにも1日1回、試験科目のテキストを短時間でも良いので確認してみましょう。7科目が難しい場合は朝、晩に分けるなど工夫してみてください。試験の全体像がわかると理解が進みます。この方法は読書の方法も同じで、最初に一気に最後までページをめくって全体を確認します。章ごとに読みたい箇所があれば、集中的に読んでしまい、時間があれば最初からまた読みます。この手法は意外と使えると思いました。試験勉強の方法は実務でも活用できるので、皆様もいろいろ試してみても良いかと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

投稿者プロフィール

uki-support
uki-support
2022年5月に中小企業診断士を登録しました。25年間製造業で技術者として従事し、2022年6月に退職して現在独立診断士として頑張っています。資格取得はFP3級、簿記2級、エネルギー管理士、QC検定1級です。趣味は旅行、写真、読書です。いろいろチャレンジしていきますので、ブログで紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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