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一ヶ月の過ごし方

一ヶ月の過ごし方

 今回は診断士試験一ヶ月の過ごし方について記載します。9月に入ると時間が急に少なくなった感じになります。日々の生活を大事にしながら試験に向かって最後の調整をしていきましょう。写経・計算は毎日続け、文章の書き方、計算の精度を上げていきましょう。今まで模擬試験・答練・過去問など繰り返し解いてきたと思いますが、解答プロセスの流れ、論点、与件文の活用、設問文の理解、事例Ⅳの定性・定量での記述方法などポイントとなるところは毎日確認しましょう。

 これからの学習は落ち着いて設問文・与件文を読み、作問者が期待する解答を書くことを意識して丁寧に取り組んでいきましょう。時間が足りないと感じると数だけこなすことに意識が向かいがちになります。勉強をしている時に途中途中で「これはSWOT分析の機会からターゲットを特定し、内部資源の強みを活かして新たなサービスを展開することを提案するために与件文を読んでいる」など、意識付けて勉強していきましょう。そして、勉強後に本日の振り返りを行い、明日への勉強に活かしていきましょう。

 全国模擬試験については、そろそろ返却されるかと思います。順位には気にせず、どうすれば加点される解答が書けるようになるのか、なぜ論点がずれた解答をしてしまったのか、など分析用に使用しましょう。

 財務会計の計算力は1日やらないと計算の感触が鈍ります。本試験では極度の緊張と疲れた頭で財務会計を行います。毎日電卓は叩いて経営分析はミスをしないようにしましょう。経営分析、CF、CVPは取れる問題です。これについては速く・正確に何度も解きましょう。

 残り一ヶ月になるとこれ以上、やることが無くなるかもしれません。私の場合ですが、その時は与件文の分析をしました。経営理念、経営目標、SWOT分析、ドメイン、成長戦略、事業戦略、機能戦略など上流から下流にかけてA4ノートで見開きに書き出し、その後に設問文の内容と照らし合わせて、どのあたりを問題として出題しているのか、など検証したりしました。直接これが試験に効果があったのかわかりませんが、与件文をいろいろ使って勉強してました。また与件文を段落ごとに要約したりするなどしてました。

 正解の解答がない2次試験において不安のある学習だと思います。模範解答解説・答練の添削を活用して加点できるように軌道修正していきましょう。大丈夫です。まだまだ修正は可能です。本試験まで諦めず頑張っていきましょう。最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

投稿者プロフィール

uki-support
uki-support
2022年5月に中小企業診断士を登録しました。25年間製造業で技術者として従事し、2022年6月に退職して現在独立診断士として頑張っています。資格取得はFP3級、簿記2級、エネルギー管理士、QC検定1級です。趣味は旅行、写真、読書です。いろいろチャレンジしていきますので、ブログで紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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