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学習成果について

学習成果について

 今日は学習成果について記載します。勉強を開始してしばらくすると点数が上がり、学習効果を実感できますが、しばらくすると逆に点数が下がったっり、もしくは学習時間と伴い、点数がかえって悪化する現象が起きることがあります。私も2次試験の学習で経験しました。なぜか何か月も学習しても点数が伸びず、逆に勉強しなかった初期の方が点数が高かったことも経験しました。
 このような現象の一つとして、「ダニング=クルーガー効果」が起きている可能性があります。ダニング=クルーガー効果とは知識量が低いほど、自分が能力あると過大評価し、知識量が多く能力が高いほど、自分を過小評価し、周囲と自分も同じだと考えてしまう現象になります。

 勉強を開始すると新たな知識が得られ、あたかも自分には能力(自信)があり、すべてを知ってしまったよう錯覚になりますが、さらに学習量を増やし知識(知恵)が増加するに従って自信が減少し、ある種の絶望感を得る現象が起きます。そして、この困難を乗り越え学習を継続することで、徐々に自信が芽生え、最終的には知恵の増加と共に自信が増加します。
 ポイントとなるは、初期の段階では知恵が少し得ることで自信が急激に増加するのに対し、絶望を味わった後は知恵の増加に対して自信の増加の傾きが低いことです。絶望を味わうことで自分が客観的に判断でき、過度な自信に陥ることがなくなったのかもしれません。 

 今回のダニング=クルーガー効果については、書籍「情報を正しく選択するための認知バイアス辞典」を参考に記載しております。この書籍の中にダニング=クルーガー効果が生じる原因として、メタ(より高次の)認知ができないことを説明してあります。メタ(より高次の)の自分自身を認知していることを客観的に捉えていないこと、つまり「認知を認知できていない」ことになります。このような状態は自分だけではなく、他人に対しても正しく把握することができないとされています。

 ダニング=クルーガー効果に陥る人は外部の世界に対して未知であり、実力を正確に評価するための知識と技術を身につければ脱することができるとされています。具体的な数値による明確化、原因の特定や振り返り、他社のアドバイスなど客観性に基づく評価により、自分を一段上から客観的に判断できるようになります。

 学習効果と学習時間が反比例しているときは、絶望に向かっているかもしれません。しかし、ここで更に努力することで絶望から脱しすることができます。ある意味、リセットされて本当の実力が少しずつ増加していくのかしれません。

 2次試験や他の試験でなかなか成果ができない方も今が厳しい段階だと受け止め、本試験終了まで学習を継続し、自分を信じて乗り越えましょう。最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

投稿者プロフィール

uki-support
uki-support
2022年5月に中小企業診断士を登録しました。25年間製造業で技術者として従事し、2022年6月に退職して現在独立診断士として頑張っています。資格取得はFP3級、簿記2級、エネルギー管理士、QC検定1級です。趣味は旅行、写真、読書です。いろいろチャレンジしていきますので、ブログで紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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