×

2次試験対策(学習意欲を高める)

2次試験対策(学習意欲を高める)

 今日は学習意欲を高めることについて記載します。これは2次試験だけではなく、他のことにも応用できます。試験勉強を続けているとルーチンワークになってしまい、ひたすら量をこなすことに意識を集中してしまい、成果が出にくいことがあります。学習時間を確保することも大事ですが、限られた時間の中で意識を集中して実力を発揮させることが重要になります。2次試験の本試験会場では、問題冊子を配られ80分間、頭をフル回転して問題を解きます。ここまでの異常な状態は模試では体験できません。私の感想ですが2次試験の入試会場の雰囲気は1次試験との雰囲気と違い、緊張感がありました。直近になりましたら試験環境や準備するものなど記載いたしますが、試験会場の雰囲気は1次試験とは異なっていることだけイメージしていただければ幸いです。
 2次試験の本試験では今までの学習成果を答案用紙にぶつけるため、集中して問題を解く必要があります。これには普段の学習から試験を想定して勉強する必要があります。そこで、今回は私が行ったやり方を紹介します。

①キッチンタイマーを使った学習
 キッチンタイマーを準備し、30分、45分、60分などセットしてアラームがなるまで学習だけしました。電話、メール、トイレもNGです。とにかくアラームがなるまでは学習に意識を集中させました。休憩については10分、15分、30分など状況に応じて設定し、休憩中に次の学習の準備をしました。

②学習前に深呼吸と目的意識の明確化
 これは学習する前に目を閉じて意識を集中させ、この学習をする目的と学習した後はどうなるか、イメージをしました。例えば、学習目的は「与件文の環境分析をすることで、ドメインを明確化することである」、効果は「30分かかっていた与件文の分析が25分に短縮でき、かつ精度も上がる」など。自分が達成したいことをイメージしてから学習を開始しました。勉強を続けると悩みや、不安、家庭や仕事などの雑念が入ってきます。学習するときはこれらを一時的に除外する必要があります。なお、どうしても集中できない場合は、休憩時間をとる、不安なことを先に片付けておく、いろいろ工夫してみましょう。雑念がある状態で学習しても効果は少なく、時間の無駄になります。学習目的と学習した後については、より具体的な内容の方が効果が高いです。

③10分、15分短時間学習
 通常は30分から60分を1コマとして、2コマ、3コマを勉強していましたが、短時間で集中するため、あえて時間を短縮させて勉強しました。設問分析を数年分を一度にやる、与件文を10分で読解する、写経は15分以内に終わらせる、などあえて時間が少なくすることで切迫感を出しました。試験会場で残り2分でどこまで追い込めるのか、など想定した学習になります。

 2次試験の学習は写経、SWOT分析、計算問題、などルーチンワーク化しやすく、学習意欲を維持するのは大変だと思います。皆様で学習意欲を維持することが難しいことがありましたら、今回紹介した内容を試してみたらいかがでしょうか。最後までお読みいただきましてありがとうございます。


投稿者プロフィール

uki-support
uki-support
2022年5月に中小企業診断士を登録しました。25年間製造業で技術者として従事し、2022年6月に退職して現在独立診断士として頑張っています。資格取得はFP3級、簿記2級、エネルギー管理士、QC検定1級です。趣味は旅行、写真、読書です。いろいろチャレンジしていきますので、ブログで紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

コメントを送信

CAPTCHA