目標達成の式
今回は目標達成について記載いたします。皆様は「中小企業診断士になる」「今年こそは診断士試験に合格する」など高い目標があるかと思います。そこで、この目標達成(達成)について「才能」「努力」「スキル」の3つの因子でどのような式で表されるのか、ちょっと気分転換に考えてみましょう。
①達成 = 才能 x 努力 x スキル
達成するには才能、努力、スキルの相乗効果が必要?
②達成 = 才能 x(スキル+努力)
スキルと努力をしても才能が低いと達成しない?
③達成 = 才能 + スキル x 努力
才能は少なくてもスキルと努力で達成できる?
いろんな式ができるかと思います。ここで「アンジェラ・ダックワース著のGRIT やり抜く力」を紹介します。著者が考える達成は以下の式になります。
才能 x 努力 = スキル
スキル x 努力 = 達成
スキルを得るには才能に努力をかける必要があり、スキルに努力をかけることで達成する。この式は自分にとって納得できる式でした。私には才能がない分、努力することでスキルを磨き、そのスキルを努力が組み合わさることで達成してきました。
試験勉強を開始した時、事例Ⅲは模試や本試験でA判定が続き自分には少しの学習でもAは取れると過信していました。その結果、事例Ⅲの学習時間を短くし、他の事例に学習を集中していました。しかし、実際の本試験ではD判定を受けました。とても苦い思い出があります。自分の才能に過信し努力をしなかった結果、合格達成に至りませんでした。その後、勉強をするものの事例ⅢはB判定が続き、直近2年間になってようやくA判定になりました。最初にA判定が取れたことは運が良かっただけであり、実力ではなかったことだと実感しました。何事も過信はせず、努力を積み重ねる大切さを学びました。今回ご紹介した書籍はモチベーションを高める内容がたくさん記載されています。苦しい環境での考え方や乗り越える力など、とても参考になるかと思います。
皆様の周りには苦労せず達成する方がいるかと思います。才能が飛び抜けているかと思うかもしれませんが、もしかしたら見えないところで人一倍努力をしているかもしれません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。現在、受験校の2次試験の添削のお手伝いをしていますので、感想など近日中に記載します。お楽しみくださいませ。
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