2次試験対策(確認事項)
今回は模擬試験に向けての確認事項として、今まで記載したブログ内容をまとめてみました。もしよろしければ、これから行われる模試などに使ってみてください。
①時間管理 (8月12日のブログ)
実際に試験開始をして、何を、どれくらいかけて行うのか、決めておく。
(例)試験開始から前半40分まで与件文と設問文を読み、リンク付けや骨子を終わらせる。後半35分まで解答を記入し、残り5分で文章をチェックする。など
②SWOT分析
内部環境分析で強み(S)はVRIOを意識し、優先順位が高いものを選ぶ。設問文や与件文にある弱み(W)は設問内で解決する必要がある。弱みの選択の漏れに注意する。機会(O)は標的顧客やニーズを意味することがあるので、ドメインを意識する際に活用できるのか後で判断できるようにマークしておく。
③ドメインの意識
環境分析の後にドメインを簡単に書いてみる。標的顧客・機能・経営資源(内部・外部)に3分類して与件文を解析する。機能については、モノとコト(顧客経験)に分けて考える。
④設問分析
設問文はしっかり落ち着いて読む。制約条件があれば縛りになる。制約条件に細心の注意を払う。これがずれると加点されない。また、過去・現在・将来なのか、時間軸もミスしないようにする。課題と問題について解答のアプローチに違いがある。設問文に課題、問題について表記があればマークして注意喚起する。
⑤一貫性を意識した解答
環境分析した内容は後の設問で使用するものと推測しておく。特に事例Ⅱ、Ⅲは設問1で環境分析を行い、後半の問題で強みと機会を使って解くケースが多い。設問1の環境分析の問題は最後に記入することも一つの手段である。
⑥枠からはみ出さないこと
最後の1文字が埋まらない場合は、直前の句読点を無くす、「を」や「の」を無くす、「など」「等」として、きっちり文字数に収める。
⑦読みやすい文字で書く
小さく、薄い文字はNG。採点者に配慮した読みやすい文字で書く。
⑧空欄はNG
空欄は0点!事例Ⅳは途中計算式でも配点される可能性がある。あきらめずに書く。設問の意味が分からず、空欄になってしまう場合は、設問文の理解が不足している可能性がある。落ち着いて設問文を読み、与件文と関連している個所はないのか確認する。与件文から導かれる解答ないのか考える。
⑨解答プロセスが後で分かるようにする
問題冊子の余白に解答プロセスをメモ書きをしておく。模範解答と照らし合わせて、解答プロセスの修正を行う。新たな気付きが得られるようにする。
以上になります。あとはご自身の状況に応じて加筆・修正をしてみてください。この確認事項ですが、今までの経験や実績から既に出来ていれば、あえて作る必要は無いと思います。2次試験の解答の段取りがまだ確立できてない方は作成してみても良いかもしれません。模試の点数や判定ですが、あくまでも本試験で総合A判定を取ることが目的になります。点数や判定に一喜一憂しないように心がけましょう。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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