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2次試験対策(模試の振り返り)

2次試験対策(模試の振り返り)

 今週末は全国模試などあり、今までの実力の確認や2次試験の予備体験などができたと思います。1日お疲れ様でした。月末に模試の予備体験する方も週末の学習お疲れ様でした。模試はいろいろな気づきがあったと思います。解答プロセスの導き方や時間管理、休憩中の過ごし方など、本試験に向けた修正点や準備など多くの気づきについて、メモを取っておきましょう。また試験が終わりましたら解答解説が配られますので、すぐに確認して明日からの学習に活かしていきましょう。解答プロセス、設問文の理解度、与件文の活用、SWOT分析、ドメインの設定、設問間の一貫性など多くの確認事項があるかと思います。一つずつ丁寧に自分ができたところ、まだ達成できていないことなど検証していきましょう。
 今回は私がよく起こした試験中の偏見を参考まで紹介します。

①解答マス目の数と切り口の数
 80文字は切り口は2つ、120文字は3つなど、マス目の数と切り口の数は関係あると思っていました。しかし、近年の事例ではマス目の数が80文字でも3つ(それ以上)入れる場合があります。特に環境分析で強み、弱みの切り口になりますが、後の設問と関連しており、弱み、強みについて必要なものを挙げる必要があります。ただ、120文字で切り口が1つは考えにくいので、多面的に解答できるように2つ、3つはあるものと考えた方が良いです。

②過去問の内容に引っ張られる
 与件文の内容が過去問に類似していると設問文の理解が甘くなり、過去問の模範解答を参考に文章を組み立ててしまう傾向がありました。また、過去問や答練を何度も同じ問題を解いていると、設問文の分析をしっかり行わず、模範解答の文を思い出して解答を書く方向に意識が向いてしまう傾向にありました。1次試験の学習方法は暗記が多く、その学習スタイルを踏襲してしまうと、2次試験の学習には逆効果です。過去問や答練を使った繰り返しの学習は、あたかも初見として意識し、もし模範解答の文章を思い起こそうとしたら、一旦ペンをとめ、意識を戻すようにしましょう。

③誤っているが正しいと思ってしまう
 これは私だけかもしれませんが、焦って問題を解いていると、誤っていることを正しいと思い込んでしまうことがあります。特に事例Ⅳの経営分析で負債比率と固定比率の計算、指標の優位性などよくミスをしました。自分では間違っていると意識をしているのですが、そのまま記載してしまう変な癖がありました。対策として、解答用紙に記入する際に問題冊子にメモ書きをしておいて、一度確認してから転記するなどした方が良かったかもしれません。

 模擬試験や答練などこれから本試験に向けて数回あるかと思います。この機会を利用して自分に特有なミスを発見し、修正していきましょう。繰り返し同じ問題を解くと惰性した勉強になりがちです。学習の目的意識を持つなど、いろいろ工夫していきましょう。最後までお読みいただきましてありがとうございます。

投稿者プロフィール

uki-support
uki-support
2022年5月に中小企業診断士を登録しました。25年間製造業で技術者として従事し、2022年6月に退職して現在独立診断士として頑張っています。資格取得はFP3級、簿記2級、エネルギー管理士、QC検定1級です。趣味は旅行、写真、読書です。いろいろチャレンジしていきますので、ブログで紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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